やめてもいいんだよ

ちょっと気になるニュースを見ました。

日本の若い女優さんが、いきなりある宗教に出家を決めたというもの。

NHKの朝ドラのいい役とか映画の主演もしているような、人気になりつつある女優さんのようです。

で、彼女いわく、仕事をする上で、水着を着たり、本当はやりたくないような仕事を拒めず、給料も5万円だったと。辛くてギリギリのところでやっていたけれど、そこで自分のことを守ってくれたのは、所属事務所でなく、その宗教だったと。

どう思います??

私、最初は「ええええ、いきなり出家って。。」って思いましたよ。

でも、よくよく詳細を見てみたり、考えてるうちに、なんか、こう日本のイヤ〜なところが見えてきてしまって。。

本当のところは、私たちにはわかりません。それは大前提です。本当は給料がいくらだったのか、本当に断る余地がなかったのか。それはわかりません。

私の気になったのは、彼女の下した決断について、否定的な意見がとても多いことです。

「もっと責任を持つべきだ」「おとななんだから」「人に迷惑かけるべきではない」「事務所がかわいそう。」「洗脳されたんだろう」

たしかに、彼女は事務所が「今ある仕事だけはやってから、、、」というのに対して、今すぐに契約を切りたいという気持ちのようで、今もまだ決着はついていないようですが、もし、彼女のいうことが本当で、辛く辛くてしょうがなくて、お給料もあんな金額で、、、、だとしたら、、、

別に今すぐやめてもいんじゃない?って個人的には思います。

しかも彼女は両親もこの宗教の信者で、無宗教の人からしたら違和感があるかもしれないけど、この人にとってはそれが普通のことだったと思うし、自分が辛い時に誰も守ってくれなくて、宗教側の人が暖かく受け入れてくれたのなら、そっちに行ったっていいんじゃないかな〜と思います。

責任とか人に迷惑をかけちゃいけないって、特に日本では昔から強く強く言われています。

でもそれって、自分がどんなに辛くても、どんなに心が擦り切れそうでも、それでもその『責任』とかいうやつを優先しなきゃいけないんでしょうか?

バカじゃないの?

一番大事なのは、自分。自分の心と体。それより大事な責任ってなんだよ。

それって、ひと昔前の大人のしょうもないプライドだと思う。

テレビに出てる、俳優のコメンテーターが言ってた。

「5万なんて普通。僕らの時代も最初はそうだった」って。

なんなの?バカなの?自分がやってきたことを、新しい時代に押し付けちゃいけないよ。

「自分たちは、我慢してやってきたんだから」とかもう古いよ。我慢なんて、やりたい人だけやってください。

私は、朝ドラにも出て、主演映画も何本かある人が月に5万円のお給料っていうのは、おかしいと思う。それでもオッケーな人はいいけど、それがおかしいと思えばすぐにやめていいと思う。

「迷惑がかかる」というけど、テレビに出てる人は関係者が被る迷惑の心配はしても、彼女のこころの傷なんて一つも気にしていない。たしかに、受けた仕事があるのにいきなりやめたら迷惑はかかります。でもその人たちにかかる迷惑の大きさって、どれくらいのもんですか?

着たくない水着着て、いっぱい働いているのに給料5万で心をすり減らしてるこの人より、ましでしょう。

なんで、みんな周りの心配してるんだろう。正気なんだろうか、とマジで思う。

話は違うけど、ドラッグで捕まった人に対してもそう。

確かに、その家族はとても大変だと思います、これから支えていかなきゃいかないので。

でも、仕事関係者とか、これからその人を支えていく気もないような人が、野球界に迷惑がかかるとか言ってるの見ると、腹たってしゃーない。いやいや、辛いの、本人と家族ですから!「子供の夢を壊す」とかいうけど、そんなんで壊れないよ、子供の夢。子供のせいにするなっつーの

しかも、実際にこうやってドラッグにはまってしまった人って、どれだけ周りが厳しく言っても意味ないと思う。女優の彼女もそう。責めたって何も変わらない、むしろ、悪くなるのみ、な気がします。ゴラッグにはまってしまうような、心の闇とか傷があったのなら、そっちに焦点を当てなきゃ、前に進めない。

もう、責めるのはやめようよ。(って、気づくと私も自分や人を責めてることありますが。。)

あれ、でも「バカじゃないの」なんて、実は私も責めてる人を責めてる!イヤだ 恥ずかしいっ 笑

私がこういう意見を言うのも、これはこれで私の『正義感』なんでしょうね〜

正義と正義がぶつかっちゃうんだな〜。

 

あー、日本が心配。

とはいえ、テレビでやってることなんてほんの一部だし、コメンテーターの言ってることも別に国民全体がそう思ってるわけではないと思うので、「責任責任」なんてくだらないことばっか優先する人が、そんなに多くないといいのだけど。。。

本当に大切なものって何か、一回考えてみてほしい。

ところで、この責任感とか正義感ですが、IHやってるとセッションによく出てくるキーワード。

そのもの自体は、別に悪者ではないですが、これらが大きすぎるとかえって自分を苦しめることになります。

典型的なのは、「会社に迷惑がかかるからやめられない。休めない。」とかそいういうのです。本当はやめたいのに。休みたいのに。むしろ休んでいいというルールがあるのに。。。

はあ〜〜〜。アメリカなんてまだいい方だけど、日本はこの『責任感』ってやつがまだまだ強〜く残っているようで、なんだか苦しそうです。

特に、日本では「責任を持つ」ということがとてもいいことのように教えられています。「人に迷惑をかけずに生きなさい」とか。なので未だにこういう風に思ってる人が多いし、実は私もそういう気持ちが強かったです。(今は調整して、その不要な責任感ってやつもだんだんゆるくなってきましたが。。)

でもね、いいことばっかじゃないですよ、責任感。

日本人の場合、責任感はもう十分に備わってるので、あとはそれを緩めていくことが大事だと思います。若い世代は、ゆくるなってきてるかもしれません。ゆとり、とか言うくらいですから。好きですよ、ゆとりの人たち

あとはなんでも人に押し付けないことですね。

昭和のイヤ〜なところで、自分たちが厳しい環境の中で色々と我慢してきて、それはそれで時代だからなんの否定も肯定もしませんが、それと同じことを新しい時代には持ち込まない。もちろん私たちも昔からある日本の素晴らしい文化やならわしは、必要であれば参考にします。が、不要なものはどんどん捨てていっていいと思います。

あ、で、またIHに話を戻しますと、

『責任感や正義感を手放す』ためのセッションをやると、より自分らしくなれますよね。だって今までその責任感や正義感が自分らしさを狭めていたのだから。「仕事を辞めてやりたいことに挑戦する」ことや「仕事を休んで旅行に行ってリフレッシュ」とかもできない人もいっぱいいる。

より自由に、より自分らしく。。。

責任は、ゼロではこの地球では生きていけないかもしれないけど、少しあれば充分です。

それよりも、もっと自分の心に目を向けていたい。人の心に目を向けたい。

そして、彼女みたいな人が周りにいたら、その人が周りにかけるであろう迷惑のことよりも、その人の心の痛みをわかってあげらるような人間でいたいです。

 

それにしても高須クリニックの社長のコメント、よかったな〜

『せっかく出家するなら祇園精舎の人気者ダイバダッタ(提婆達多)を目指してください。教団を乗っ取るくらいあなたの信者を増やしてごらんなさい。がんばれー』

だって。笑

なんかこの人気持ちイイ。

この人みたいに、自由で、面白い人になりたいな〜激しいけど 笑

 

おわり